しほデンタルクリニックブログ

2019.12.09更新

むし歯予防にフッ素が有効ですが

フッ素には次の3つの働きがあります。

 

1.プラークによる酸の産生や歯の脱灰を抑える

2.再石灰化を促進して溶け出した歯を修復する

3.歯質を強化して酸に溶けにくい歯にする 

 

子供から大人までどの年代でも予防効果はあるので

普段からフッ素入り歯磨剤を使うことをオススメします。

特に乳歯や生えたての永久歯は軟らかいので

歯を強くするためにフッ素入り歯磨剤を積極的に使って下さい。

 

その歯磨剤、効果的な使い方があるのです!

口腔内にフッ素を長く留めましょう。

何度もうがいすると濃度が落ち込むので

洗口は1回だけで構いません。

1日の使用回数を多くすることも重要です。

 

tooth推奨される効果的な使用法tooth

 

①年齢に応じた量の歯磨剤をつける

②磨く前に歯面全体に広げる

③2~3分間泡立ちを保つように磨く

④歯磨剤を吐出す

⑤5~15㎖の水を口に含む

⑥5秒程度ブクブクうがい

⑦洗口は1回のみ

⑧1~2時間程度は飲食しない

*フッ素は危ないというイメージがあるかもしれませんが適量で通常の使い方をしている限りは安全です

 

量 15

 

フッ素入り歯磨剤に対す考え方が

これまでは「歯みがきの補助剤」だったのが

今では「積極的な予防剤」へと変化してきているようです。

先日みんなでフッ化物応用の講演会に参加してきました。

みなさまにアドバイスできればと思います。

投稿者: しほデンタルクリニック

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